ひたすら北の大地を歩き続けた男は、旅の途中でアイヌの村を訪れ、温かいもてなしに感謝と友情で応えた。そして言葉をはじめあらゆるものを記録に残し、広く世に伝えようとして…。北海道の名づけ親・松浦武四郎の物語。
歴史の大きなうねりのなかで、男はひたすら北の大地を歩き続けた。旅の途中(とちゅう)でいくつものアイヌの村を訪れ、温かいもてなしに感謝と友情で応えた。そして言葉、地名、自然、生活と文化などあらゆるものを記録に残し、広く世に伝えようとした-。北海道の名づけ親・松浦武四郎(まつうらたけしろう)の熱い物語。